地域情報ブログ

企業2025.02.28

【長野市】福利厚生サービスのパイオニア「株式会社ベネフィット・ワン」 を紹介

リージョナルキャリア長野のコンサルタント、浦野です。

長野県は、地元に本社を構える地域密着企業ばかりではありません。本社が東京にありながら、雇用創出と地域経済の活性化を目的に、長野県を拠点とする企業がいくつもあるんです。

その中から今回は、2022年に長野市に新拠点を開設した福利厚生サービスのパイオニア「株式会社ベネフィット・ワン」をご紹介します。

「株式会社ベネフィット・ワン」とは?

株式会社ベネフィット・ワンのロゴ

株式会社ベネフィット・ワンは、1996年にパソナグループの社内ベンチャーとして誕生した企業です。そして2024年、日本を代表する老舗の生命保険会社「第一生命ホールディングス」のグループ企業となりました。

「人と企業を繋ぐ 新たな価値の創造を目指し サービスの流通創造を通して 人々の心豊かな生活と 社会の発展に貢献しよう」という企業理念のもと、従来の福利厚生制度の枠組みに囚われない多彩なサービスを連携したプラットフォームを開発しています。

この取り組みによって、人事データや健康データを中心とした従業員のデータ管理が一括で行えるようになれば、更なる企業の生産性向上や従業員の満足度アップが期待できるのではないでしょうか。

具体的な事業内容は、以下の通りです。

【ベネフィット・ステーション】
グルメ、レジャー、ショッピングなど、様々なジャンルのサービスを優待価格で利用できる総合制福利厚生サービスです。サービスの利用促進を図るため、毎年ログイン時に5000ポイントを付与するほか、企業担当者への各種フォローなど、さまざまな施策も行っています。

■福利厚生支援サービス
140万件以上の割引優待サービスで、多様化する従業員の健康や生活をサポートしています。

■健康支援サービス
従業員の健康意識を高めるだけでなく、具体的な行動を促し、さらにその習慣化をサポートすることで、楽しく継続的に健康を維持できる環境を提供しています。

■教育・研修支援サービス
職種や役職を問わない多様な講座ラインナップで企業の生産性向上を図ります。時間や場所を問わず利用できるので、社員一人ひとりの働き方に合わせて受講できます。

※株式会社ベネフィット・ワン公式HPhttps://corp.benefit-one.co.jp/

長野オペレーションセンターの開発チームとは?

IMG_0185.jpg

(写真はすべて筆者撮影)

2022年、長野市にベネフィット・ワンのオペレーションセンターが開設されました。同センターでは、総合制福利厚生サービス「ベネフィット・ステーション」のカスタマーサービスメンバーを中心に70名程が働いており、サービス開発の担当部署も設置されています。

サービスの開発拠点は東京本社が中心ですが、開発体制の分散化を図るため、ここ長野オペレーションセンターにも開発チームを立ち上げました。東京チームと連携しながら、スムーズに業務を進められる環境です。

業務内容は主に既存システムの再構築と、新規サービスの開発に伴うシステムの内製化です。サービスの企画から設計、構築、運用まで、プロダクト全体に関わることができ、今後もエンジニア組織を拡大していく予定があります。コンサルタントの視点から見ても、組織作りに参画する、やりがいを感じられる環境と言えるでしょう。

社員インタビューから感じた長野開発チームの印象

株式会社ベネフィット・ワン

(同社 情報システム事業部 開発・運用部のみなさま)

長野オペレーションセンターの開発チームは、現在5名で構成されています。全員が2022年以降の入社で、情報系の業務経験という共通のバックグラウンドを持ちながら、それぞれの強みを活かして活躍されています。

今回は、こちらのメンバー4人にインタビューを行い、これまでの経験や現在の業務についてお話を伺いました。

【チーム長 H.Kさん】
長野県の生まれ。同社の社員の紹介で2022年に入社。過去には全国シェアを持つ自社サービスを開発していたエンジニア。現在は東京拠点の開発メンバーとのやり取りや業務の振り分けなど、チーム長としての業務を行いながら自らも開発業務を担当している。

【S.Rさん】
長野県の生まれ。2023年に入社。これまで数社の就業経験に加え、個人事業主としても活動していた。プログラミングやバックエンドのスキル以外にも、WEBサイトのデザインなど幅広い経験を持つ。立ち上げフェーズから参画しており、業務を実施しながら社内体制を整えてきた。

【K.Dさん】
長野県の生まれ。2023年に入社。前職は製造業の情報システム部門に所属し、社内システムの運用業務に従事。入社後は自社サービス開発におけるテスト業務や不具合の調査を実施している。

【T.Aさん】
長野県の生まれ。2024年に入社。前職はSIerでシステム開発を5年経験した後、直近では財務経理実務に従事。長野市に引っ越すことになり、もう一度開発業務を経験したいと考え入社を決めた。現在は新しい知識を学びながら開発業務に従事している。

■採用メッセージ
「新しいことに挑戦しよう」という気持ちを持った方、最新の技術やテクノロジーを使って仕事をしたいという方を募集しています!

柔らかい雰囲気の中で、皆さんオープンにお話されており、風通しの良さを感じられました。

開発業務では最新技術を使いこなす難しさもありますが、東京メンバーともオンラインでやり取りでき、解らないことは相談しやすい環境です。業務を行いながらスキルアップを図ることが可能なので、エンジニアとして働きやすい職場だと思います。

株式会社ベネフィット・ワンの求人情報

株式会社ベネフィット・ワン
株式会社ベネフィット・ワン

(同社オフィス)

現在、ベネフィット・ワンの長野オペレーションセンターでは、システム開発職を積極的に募集しています。

システム開発(Web・オープン系)エンジニア

※「2025年2月28日」時点の求人情報となります。閲覧されるタイミングによっては掲載が終了している場合もございますので、あらかじめご了承ください。

リージョナルキャリア長野は、これまでの経験を活かせるUIターン転職を全力でサポートいたします。ベネフィット・ワンの大規模な開発に携わりたい方や、組織の拡大に興味がある方、長野県でSIerとして成長したい方は、ぜひリージョナルキャリア長野までご相談ください。

この記事を書いた人

コンサルタント 
浦野 順也

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